結婚調査のいろは
結婚調査とは
結婚調査とは、結婚する前に結婚相手の素性を調べる調査の事です。結婚する本人が依頼する事もありますが、多くの場合は親が自分の子供の結婚相手の調査を依頼するようです。
結婚調査のニーズは昔よりも一般的なものとなってきています。昔は結婚といえば近所の知り合い・上司・親戚などによる紹介だったり、お見合いなどをへて行うのが普通でした。しかし、今は結婚に至る過程は多種多様です。また、第三者を介さずに本人同士が出会って知り合った上で結婚を決めるのが普通になってきています。出会いは素晴らしいものですから、そういった結婚も素敵なものです。
とはいえ、結婚を決める時というのは大抵、本人の判断力は感情に左右されがちです。そのため、十分に相手の事を知る前に結婚してしまい、その後で相手の異常な事実や性癖が分かったりして、あっという間に離婚に至るケースもあります。結婚の失敗は人生に大きな影響を与えかねませんし、精神的なストレスもかなりのものです。
さらに、正直な人が少ないというのもこの世の中の残念な事実です。結婚詐欺というような犯罪も存在する以上、ただ愛していればそれでよい、とはいきません。
特に親であれば、大事な子供にそのような思いをさせたくないというのが正直なところでしょう。一生を共にする相手が、本当に信頼に値する人物なのか、隠しているとんでもない事実がないかどうか、社会的立場などを詐称していないか等を調べたうえで結婚するのは、賢い事といえるかもしれません。
結婚調査の内容・種類
結婚調査の内容は多岐にわたります。どんな調査を行うかは、依頼人が相手のどんな点を重点的に把握したいかによって変わってくるのです。
結婚調査の内容の主なものは大きく分けて三つほど、情報調査・取材調査・素行調査に分ける事ができます。
情報調査は、相手の家族構成・婚姻の有無・離婚歴・職歴・学歴・勤務先・資産状況・負債の有無や両親の仕事などを含みます。既婚の人が独身と偽って結婚し、クレジットカードを利用するなどしたというようなケースもあります。婚約した相手に大金を貸したら姿をくらましたとか、実在しない人物だったなどというケースもあるのです。調査によってそのような結婚詐欺はかなり防げるでしょう。
取材調査は、人柄や近所・勤務先での評判などの調査を含みます。さらに、素行調査では異性関係や生活状況などを調査します。このような調査により、近年増加しているドメスティック・バイオレンスを行うような相手と結婚することを防げます。
結婚調査を行うことによって、実際にそれ以外では知りえない情報を得て、ひどい相手と結婚するのを未然に防げたという例は少なくありません。名門高校の教諭で、素晴らしい経歴、評判の持ち主だったのが、よくよく調べてみると異常な性癖の持ち主だったという例もあります。また、公務員で学歴も素行も問題なしかと思われたところへ、多額の借金がある事が判明、実はギャンブル好きだった、というような例もあります。
結婚調査のきっかけと準備
結婚調査を依頼するきっかけはいろいろあります。親であれば、子供が結婚すると言いだして、相手の事を訪ねてもほとんど答えない場合などがあるでしょう。
本人であれば、結婚相手の素性がいまいちはっきりしない場合などです。正確な住所を聞いてもごまかされてしまう、携帯電話にほとんど出てくれない、身分証になるものを全く見せようとしない、仕事の正確な内容を聞いてもなんとなくごまかされてしまうなどといったことが続けば、相手に不安を感じるのも無理はありません。また、異性の影がちらつくと感じたり、友人関係、親戚関係がはっきりしないという場合もあるでしょう。また、離婚経歴の有無や、過去に結婚していた場合、現在子供がいないかどうかなどを調べたいという事もあります。
また、お金の無心をされた時も結婚調査をした方がよいでしょう。例えば、親が病気で治療費が必要とか、結婚を機に起業したいからお金を貸してくれと言われた、などです。結婚資金を必要以上に要求されたり、事業に失敗したからと言って借金を頼まれる事もあります。
もっとポジティブな理由としては、両親に結婚を了解してもらうための証拠を与えるための調査をしたい、という事もあります。
探偵社に結婚調査の依頼をする際には、相手について自分が持てる限りの情報を提示するようにすることで、調査の手間を省き、より安価で調査を行う事ができるでしょう。氏名・住所・生年月日や電話番号、顔写真などのわずかな情報であっても、探偵社の調査の足がかりになるかもしれません。